階段

機能美と体幹

階段を使うと体、心、姿勢にはどんな影響があるのでしょうか

階段を普通に使う人と、階段が苦手な方。

骨盤でしっかりと立って歩くという観点で、体、心、姿勢への影響を考えてみました。

骨盤力の開発者、松乃わなり骨盤力「公式」ガイド監修
骨盤力スクール(東京,札幌,福岡)最高責任者 / 松乃わなり

「目次」

  1. 階段を使う > 体への影響
  2. 階段を使う > 心への影響
  3. 階段を使う > 姿勢、骨盤との関係

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1階段を使う > 体への影響。

小尻と美脚

階段を登るときは体を引き上げる。階段を降りるときは重力に対抗しゆっくりと筋肉のエキセントリック収縮を使いながら重力に対してブレーキをかけながら階段を降りていきます。つまり階段の登り降りは体重を使った自重トレーニングです。

自重トレーニングは安全ですがトレーニングの負荷が弱いために回数を多くとる必要があります。そのために階段の登り降りは自重トレーニングにピッタリです。

階段の登り降りという軽めの負荷で回数を増やしたトレーニグによって筋肉を引き締めます。カモシカのような美脚にはなっても足が太くなることがありません。

ハイヒールで階段

有酸素運動。

脂肪燃焼には有酸素運動20分間以上と言われていますが朝、昼、夜と分けて行っても効果があります。歩く、階段を普通に使う。これだけで有酸素運動は20分間以上は確保できるのでは。

有酸素運動は心肺機能を高め心臓血管の健康を保つことにつながります。毎日の階段の登り降りはいわばプチ登山のようなもので登山、ハイキングが足腰を鍛え心肺機能を高めてくれることは想像できます。

インナーマッスル。

階段を使うとバランス感覚を磨くことにつながります。バランスを保つ動きはインナーマッスルが活性化しますから柔軟性の向上も期待できます。さらに瞬発力も鍛えることになるのでとっさの動きが俊敏になり怪我の予防が期待できます。

インナーマッスルを鍛えて階段ラブ体質はバランスボールがオススメです。座ってコロコロするだけ。

バランスボール

参考 > 図解スポーツコンディショニング(大修館書店)

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2階段を使う > 心への影響。

立ち会議が注目を集めています。自由な発想が出る、会議の時間が短縮させるなど脳の活性化があるのかも知れません。立って足腰を使わせる。自由に動けることが自由な発想につながっているのかも知れません。

自立神経を整えメンタルを良い方向に導く効果も期待できます。階段をポンポンと登り降りする動きはセロトニンホルモンが出ます。セロトニンは別名幸せホルモンとも言われ規則正しい生活や日光浴、ダンスなどのリズム運動で増加するそうです。

正しい姿勢で階段を降りると踵に体重がかかって足反力が返ってきてそれは脳に響きます。詳しいメカニズムは不明ですが心地よいリズムでこれもセロトニンの分泌につながっているのかも知れません。

参考 > セロトニンDOJO

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3階段を使う > 姿勢、骨盤との関係。

肩甲骨と腕。

下を向いて階段を登る、降りると重心が腰高になってしまい骨盤は緩みます。肩甲骨が上方回旋方向に移動するので腕の振り方に制限がかかります。腕を降る行為は余ったエネルギーを分散させる役目と上体のバランスを保つ役目がありますが、これが制限かかってしまいます。

下を向いて階段を登る、降りると重力は背中から胸方向に抜けて行きます。自重で肩関節は前側に巻くように移動し鎖骨が押しつぶされた形になります。鎖骨下は肩甲帯ユニットの中心軸なので鎖骨下にストレスがかかることでますます肩甲骨の動きは制限されます。肩甲骨の動きが悪いと体を上に引き上げる働きがある三角筋や僧帽筋も役目を発揮できずに階段がますますきつくなります。

骨盤と内転筋

骨盤が緩むと内転筋が自動的に緩みます。内転筋の役目は膝を体軸方向に引き寄せる役目がです。これによって運動エネルギーを中心に集めることが出来ます。しかし骨盤が緩むとこのシステムは破綻します。階段が苦手な方はこのパターンが多いのではないかと思います。その理由は電車に乗っている乗客の座り姿勢です。多くが猫背で座っています。猫背は骨盤を緩め内転筋を緩めます。

内転筋を鍛えるにはこのエクササイズです。

内転筋のエクササイズ

足のメンテナンスが疎かだと足のグリップが低下します。

足指は地面を掴む役目がありこれが足のグリップにつながります。足のMP関節は足背反射で大腿四頭筋を緊張させ脚を持ち上げることを助けてくれます。階段を快適に使うためにも足指とその付け根のMP関節はメンテナンス重要です。

足と足のグリップ

足首の角度は外側に開いていること。足の親指と膝蓋骨が同一モーメント上につながるので階段でのステップが安定します。さらに股関節の6方向の動き(屈曲、進展、内転、外転、内旋、外旋)および骨盤の4方向の動き(骨盤の前傾、骨盤の後傾、骨盤の側方傾斜、骨盤の水平回旋)に制限がかかってしまいます。当然のように骨盤は緩みます。

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