姿勢を正しく美しくするポイントを頭から骨盤〜つま先まで解説

ストレッチ

 骨盤力「いいね!」マーク

1頭は体幹軸と揃えましょう

1-1 骨盤が開くからです。

重たいものを一番上に持ってくるのは建築の世界ではあり得ません。安定しないし揺れに弱いです。だから頭は体軸上に乗せることが大切です。

頭の位置が体軸から離れると重心が腰から移動してしまい連動して骨盤は緩むからです。座っている時も頭と体軸を揃えましょう。

猫背で座る

1-2 立っている時も、歩いている時も頭は体幹軸と揃えます。

歩き方、ターンの仕方「内ターン」

1-3 お辞儀をする時も頭は体幹軸と揃えます。

反省する時の姿勢

 骨盤力「いいね!」マーク

2肩と肘の力を抜きましょう

2-1 スポーツも武道もお作法も、肩の力を抜くことは必須です。

そして肩の力を抜くことは難しいです。肩の力を抜くことが難しい理由の一つに残余収縮があります。本人は力を抜いているつもりでも筋肉には力が残っていることを言います。

残余収縮は年齢とともに低下していきます。残余収縮を鍛え肩の力を抜けるようにするのは怪我の予防や肩こりを寄せ付けない体作りにつながります。

2-2 肩の力を抜く基本は作業位です。

作業位とは肩の力が抜ける唯一のポジションです。

作業位

2-3 作業位は対角線でも。

作業位の姿勢は対角線でも意識するようにします。右手が前なら左足って感じの対角線です。ぎっくり腰を繰り返す方の多くがこれが出来ていないようです。

作業位の構え

 骨盤力「いいね!」マーク

3重力を利用し肩甲骨を背骨側へ

3-1 肩甲骨は背骨側に寄って本来の働きをしてくれます。

姿勢が悪いと肩甲骨は上(挙上)または斜め上(上方回旋)方向に移動するものです。すると腕の動きは3割ほど制限がかかってしまいます。そのためにも肩甲骨は背骨側に寄せますがこれは肩の重さを利用します。

肩の力が抜けて正しい姿勢でいれば、重力のかかる方向は胸から背中側に抜けます。自然と肩甲骨は背骨側に寄りきわめて合理的なシステムです。

肩の力を抜き肩甲骨を引き寄せる

3-2 正しい肩甲骨の位置は魅力につながります。

重力を利用して肩甲骨を背骨側に引き寄せると首筋〜胸〜お腹にかけてテンションが発生します。このテンションが喉元の張り、バストアップ、ウエストのくびれにつながります。つまり肩甲骨の位置は見た目年齢や魅力的なプロポーションにも直結しているのです。

姿勢での骨盤〜体幹のテンション

 骨盤力「いいね!」マーク

4骨盤を閉じます

4-1 骨盤を閉じるために重心位置を腰に置きます。

頭を下げると頭の重さで重心は腰よりも上に上がってしまいます。すると骨盤は開きます。この姿勢のことを屁っ放り腰と言います。下のイラストは重心は腰になく肩甲骨付近にあります。これでは骨盤は開いてしまいます。

重心が腰高で骨盤が開いている

こちらは産後の女性です。骨盤が開いて背中も丸くなりバランスを保つために足がO脚になっています。

骨盤力ビフォーアフター

4-2 骨盤とO脚の関係。

ちなみにO脚は脚の骨が歪んだのではなくて腰高になって不安定になった体幹を足が外側に広がってバランスを保つことで起こります。これはカメラの三脚と同じ仕組みです。

つまりO脚を美脚にするためには重心を腰に戻す事が大切ですし、それが出来ればO脚はスルスルと揃いだします。産後の女性は2回の骨盤力を受けての成果です。

カメラの三脚

 骨盤力「いいね!」マーク

5内転筋の痛みをとりましょう

5-1 骨盤が常に開いていると内転筋は緩み痛みが出ます。

ちょっと専門的ですが、内転筋は膝を体軸の方向に引き寄せる役目があり、これによって運動エネルギーを中心(下丹田)に集めることが出来ます。これが運動パフォーマンスを最大限にあげます。

しかし姿勢が悪いと下丹田と膝との距離が伸びるために引き寄せる力はより多く必要となり内転筋は緩んでしまいます。すると強い痛みを持つようになってしまいます。

5-2 内転筋の痛みを取るには恥骨のセルフメンテナンスが有効です。

やり方は簡単で、硬い床の上で上向きで寝る。> 内転筋の痛みが強い方の大転子の下にブロックを差し込みます。ブロックがなければタオルを丸めて入れても代用がききます。

ブロックを差し込まれた側の腰が少し浮いた感じになって2〜3分待ちます。これで完了です。

5-3 内転筋の痛みを取る。内転筋のエクササイズも有効です。

筋肉は使ったあとが一番緩む修正があります。また内転筋に痛みが出たのは姿勢が悪く骨盤が開き、骨盤底筋が緩んでいるためであり骨盤底筋は内転筋と関連しあって活動するために有効です。

内転筋のエクササイズ

内転筋のストレッチ

 骨盤力「いいね!」マーク

6足首と足の指を使えるように

6-1 足の目的は多才です。

体重を支え、地面とグリップし、歩くときに発生した足反力を返し、重心移動で歩くことです。

小さな面積の足(長さも20cm~程度しかない)でこれだけの役割を持っているので足は労りましょう。足の指はお風呂で丁寧にほぐします。足指に強い痛みを抱えてはいけません、グリップ力が低下します。

足のグリップ

6-2 足の指は地面とのグリップの役目です。

足が地面とグリップするから私たちは安心して立ったり歩いたりできるのです。

6-3 足のアーチはバネの役目です。

足のアーチが体重を分散してくれます。

6-4 踵は足の反力を返す役目です。

踵は体重を支え足反力を返す役目です。姿勢が正しいと足反力は脳に心地よい刺激となって返ってくれます。足のアーチも足の反力も体重と同じエネルギーを受け止め分散、流してくれています。地味な存在かも知れませんが姿勢矯正で極めて重要です。

足と足のグリップ

6-5 足首は足の働きを骨盤につなぐために重要です。

ベテランの骨盤力アドバイザーになると、足首だけで骨盤力を矯正することも可能でそれほど関係が深いものです。そのためにも足首はよく動かしておきましょう。

6-6 足首の効果的な動かし方。

下のイラストを参考に6方向に足首を動かすと良いでしょう。慣れて来たら足首を軽く外側を向けて股関節の動きとつながる角度を見つけてあげましょう。

足関節

 骨盤力「いいね!」マーク

7脇を締め膝を伸ばして歩く

7-1背伸びしてから歩いてみましょう。

手のひらが前を向くようにしそのまま大きく背伸び、そして後ろ足の膝を伸ばして歩きます。

膝を伸ばして歩くことが出来なければ残念ながらまだ姿勢は悪いです。正しい姿勢でなければ膝を伸ばして歩くことは絶対にできないからです。

ウオーキング前のストレッチ

7-2 膝を伸ばして歩いてみましょう?

姿勢の悪い人は常に膝が曲がっているためにハムストリングスは収縮する癖がついて骨盤を後傾させます、猫背の原因の一つです。膝を伸ばして歩けるとは正しい姿勢の総合力のようなもので姿勢が正しいかを最終チェックに使えます。

骨盤だけで歩く

 骨盤力「いいね!」マーク

8姿勢を正しく美しくするポイント。まとめ

正しい姿勢は美しいです。そのために大切なことを頭から足元まで解説してきましたが、これを一枚の絵にまとめるとこれです。

骨盤力と植物

人間の正しい姿は植物と同じです。上半身は肩の力が抜けてリラックスしている事。足腰は根っこのように引き締まっていることです。全身で一つ、総合力の結果が正しく美しい姿勢とも言えるでしょう。

骨盤力の開発者、松乃わなり骨盤力「公式」ガイド監修
骨盤力スクール(東京,札幌,福岡)最高責任者 / 松乃わなり

歪み解決専門メソッド、骨盤力の実践勉強会(東京)

骨盤力の実践勉強会

関連記事

  1. 姿勢と怒りのイラスト

    姿勢で分かる。パワハラの上手なかわし方!

  2. 腰と壁の隙間は1枚って本当ですか

    姿勢矯正で壁と腰の隙間は手のひら一枚。それって本当ですか?

  3. 女性

    体温を上げたいです。整体でも体温は上げられますか?

  1. 4コマ美尻ガイド脚の外旋タイプ

    2019.11.04

    4コマガイド・美尻の作り方(脚が外向きタイプ)

  2. 骨盤のタイプと美尻

    2019.11.04

    骨盤後傾タイプの美尻はここがポイント。豊富な図解で美尻を…

  3. 4コマダイエットの効率化

    2019.11.03

    4コマガイド・ダイエットの効率を骨盤力で引き上げる方法

  4. ダイエットの効率を骨盤力で

    2019.11.03

    ダイエットの効率を骨盤力で引き上げる方法を教えてください…

  5. 2019.10.31

    4コマガイド・体温を上げるセルフケア

  6. 女性

    2019.10.31

    体温を上げたいです。整体でも体温は上げられますか?

  7. 4コマガイド・骨盤で歩くためのセルフケア,後編

    2019.10.30

    4コマガイド・骨盤で歩くためのセルフケア,後編

  8. 4コマガイド・骨盤で歩くためのセルフケア,前編

    2019.10.29

    4コマガイド・骨盤で歩くためのセルフケア,前編

  9. 2019.10.29

    骨盤で歩くための骨盤力メンテナンス厳選7つ

  10. モデル歩きのコツ

    2019.10.28

    4コマガイド・モデル歩きのコツ。あえて1つを選ぶならどれ…

  1. 階段

    2019.01.21

    階段が苦手です。「階段を使ってみよう!」と思えるコツはあ…

  2. バランスボール

    2019.01.21

    バランスボールの効果とサイズの選び方、膨らませ方

  3. 生きてください

    2019.01.20

    始業式を迎える子どもたちへ。生きて。逃げてもOK!

  4. サダルで歩く、足音

    2019.01.21

    歩く時に足音が響く。骨盤にも悪影響で注意したほうが・・・…

  5. なんで姿勢を良くしないとダメなの?

    2019.04.11

    子どもから「なんで猫背はダメなの?」って聞かれたらなんて…

  6. 体育座り

    2019.01.31

    正しい体育座りと猫背の体育座り、決定的に違う点は気持ち落…

  7. アナトミカルポジション

    2019.01.25

    アナトミカルポジションを意識した姿勢矯正のポイント

  8. 立つ歩く座る、全身の統一感

    2019.02.23

    体幹が歪んでいると言われました。どうしたら良いでしょうか…

  9. 骨盤を正しく使って歩く

    2019.01.20

    骨盤と股関節で正しく歩くとは具体的にはどういうことですか…

  10. 身体の歪み

    2019.04.05

    身体の歪みは、あなたが頑張った証です。体が歪むほどに頑張…

  1. 親子

    2019.09.27

    体幹とは(後編)骨盤、姿勢、動かし方まで徹底解説

  2. 骨盤矯正 足の角度の違い

    2019.03.16

    骨盤の歪み。無視して良い歪みと無視出来ない歪みの違いとは…

  3. 骨盤4方向の動き

    2019.02.25

    骨盤の動きが悪いと言われました。どうしたら良いでしょうか…

  4. 女性

    2019.10.31

    体温を上げたいです。整体でも体温は上げられますか?

  5. 年末年始の食べ過ぎをなかったことにするダイエット方法

    2019.01.01

    2019年、年末年始の食べ過ぎを無かったことにするダイエ…

  6. 2019.10.29

    骨盤で歩くための骨盤力メンテナンス厳選7つ

  7. 仙骨を立てて座る

    2019.01.21

    前傾姿勢と肩こりの関係

  8. 腸腰筋

    2019.01.21

    腸腰筋を動画で学ぼう

  9. 骨盤のタイプと美尻

    2019.05.16

    O脚タイプの美尻はここがポイント。豊富な図解で美尻を手に…

  10. 足つぼ

    2019.05.29

    体のメンテナンス。何からやれば良いか分からないときは?

骨盤力スクール (東京,北海道,福岡)

骨盤力スクール