骨盤力ストレッチとストレッチはどう違うの? コツはありますか?

脇を締める

骨盤力ストレッチとは、

歪みを矯正し正しい姿勢に戻すことに特化した専門ストレッチです。そのために全ての動きは、骨盤が締まるように構成されています。

「目次」

  1. 骨盤力ストレッチとストレッチの違い
  2. 骨盤力ストレッチ7つのコツ
  3. 歪みを正しく矯正するために

 骨盤力「いいね!」マーク

1骨盤力ストレッチは

1-1 歪み矯正の専門ストレッチです。

人間の正しい姿とは植物と同じで上半身は風に揺れる枝葉のように肩の力が抜けてリラックスです。そして足腰は木の根っこのように引き締まっている事。この状態に戻すために骨盤力ストレッチは7つのステップで構成されています。

骨盤力と植物

1-2 骨盤力ストレッチで7ステップを行うと足腰に力が回復します。

上のイラスト左のように上下が逆転して姿勢が崩れている人はほぼ例外なく足腰に力が入ってないのです。これを動画のように骨盤力を回復させることも骨盤力ストレッチの特徴です。

1-3 骨盤力ストレッチ3ステップは街中で骨盤力をリセットできます。

正しい姿勢のためには骨盤は締まっていることが大切ですが、たとえば満員電車に詰め込まれたりパワハラなどでメンタルが低下するなどでも骨盤は緩んでしまいます。すると骨盤力は低下し姿勢も崩れます。

これをその場で(街中でも会社でも)リセットできるのが骨盤力3ステップです。10秒でリセット完了で、もちろん誰も気がつきません。

骨盤力3ステップ

 骨盤力「いいね!」マーク

2骨盤力ストレッチ7つのコツ

2-1 横方向の柔軟性を意識しよう。

ストレッチしている筋肉を意識する、優しく触れる。さらには筋肉に優しく語りかける(なんとなく怪しいですが)これらはストレッチの効果を上げる定番中の定番ですが、さらに効果を引き上げるコツをご紹介します。

筋肉の横方向の柔軟性を意識します。

筋肉は縦に伸びるのはイメージしやすいのですが、実は横方向の柔軟性も大切なのです。なぜなら筋肉は正しく縮んでほしいからです。

たとえば、腕の力こぶの筋肉(上腕二頭筋)を横方向に指でぐいっと強めに押してみましょう。ツーンとくる痛みがあるようだと横方向の柔軟性が落ちている可能性が高いです。

筋肉は伸びれば長くなり、縮めば腕の力こぶのように膨らみます。正しく伸びて、正しく縮む事がとても重要です。横方向にぐいっと押してみてツーンと来る痛みは肩こりなどのトラブルを引き起こします。

横方向の柔軟性を高めるには

骨盤力ストレッチの後に今度は筋肉を横方向に指や手で押してあげます。この時にツーンと来る刺激を引き出せれば効果倍増です。これがツボに当たっているときの刺激です。

2-2 アゴを引いたり上げたり。

骨盤力ストレッチのときにアゴを引いたり上げたりすると、腕や脚が伸びやすくなったり力が出しやすくなったりします。対称性頸反射(たいしょうせいけいはんしゃ)と言って姿勢反射の一つです。知っておくと効果を上げやすいです。

アゴを上げると腕は

  • 腕は伸びやすくなります。上のイラストではアゴを上げてストレッチ行うのですね。
  • 物を押すときアゴを上げると力が入りやすくなります。

アゴを上げると脚は

  • 股関節やヒザ、足首は曲がりやすくなります(腕と逆です)
  • ヒップアップに有効なスクワット、しゃがむ時はアゴを上げて。逆に立ち上がる時はアゴを引く!

アゴを引くと腕は

  • 腕が曲がりやすくなります。
  • 物を引き寄せるような動きでは力を出しやすくなります。(腕相撲や弓を引くなどの動き)

アゴを引くと脚は

  • 股関節やヒザ、足首は伸びやすくなります(腕と逆です)
  • 椅子から立ち上がる、飛び跳ねるなど力が出しやすい。

アゴの向きを変えてあえてストレッチや力が出にくい状況を作って骨盤力を回復させる事も良い方法です。たとえば最初にアゴを上げてストレッチを行い、次にアゴを引いてストレッチを追い込むなどの方法です。

2-3 手のひらの向きで脇が締まる、開くを意識する。

脇を閉じる、開くと言います。これを意識しながら骨盤力ストレッチを行うと肩甲骨の動きがガラリと変わり連動して骨盤の動きやすさも変わります。

下のイラストのように手の平の向きを変えてみます。注目するのは脇の下です。

  • 手の平を上向きにすると、脇の下が引き締まります。
  • 手の平を下向きにすると脇の下は緩みます。

脇の下が緩むとは、肩甲骨も動きやすくなっている状態です。その状態ではより深くストレッチを追い込む事がやりにくくなります。逆に脇の下を絞めると肩甲骨の動きは制限されるので、ストレッチがググッと効きます。

脇を締める

脇が開く

骨盤力ストレッチの効果的なコツ。

あえて脇を締めて肩甲骨の動きに制限かけ骨盤も動きにくくします。この状態でさらに骨盤を動かすと骨盤力の回復トレーングになります。

下のストレッチを手の平の向きを変えてやってみましょう。手の平をお尻側に向けていると(脇の下が締まる)とってもストレッチが効く事がわかります。逆だとスカスカです。あえて不利な姿勢をとらせて追い込む事も骨盤力アップのために良い刺激ですね。

肩甲骨を内側に引き寄せる

2-4 小指を伸ばす。

たとえばカラダを左右に捻るような骨盤力ストレッチ。この時に小指を伸ばしてみましょう。あら不思議。体幹の奥深くまでストレッチ効果が及びます。

小指は不思議な指で護身術でも相手の小指を使えないようにすると相手を倒しやすくなります。骨盤力も当然のように低下しますがこの低下の度合いがもっとも大きいのが小指です。小指おそるべしです。

骨盤力ストレッチの効果的なコツ。

拳を握るときは小指から握るとしっかりと握る事ができます。しかしあえて小指ではなくて親指から握るようにして骨盤が開きやすい状況を作ります。そのうえでドローインなどの骨盤を締めるエクササイズを行います。ベテランの方向けの方法です。

股関節〜体幹の連動

2-5 ストレッチをしている時の姿勢(猫背は絶対にダメ)

猫背ほど損をするものはない。少しでも姿勢のことを学んだ人なら猫背のデメリットは知っての通りですが、骨盤力ストレッチにも当てはまります。例えば下のイラストのような動きも姿勢が悪いとカラダの動きは30%近く低下してしまいます。姿勢は大事です。

肩甲骨の動きと姿勢

骨盤力ストレッチの効果的なコツ。

これはもう正しい姿勢でやらねばです。(3級)骨盤力診断という人気のプログラムがありますが、そのなかで猫背の実験を行うコーナーがあります。

骨盤力矯正を行う > 骨盤力はバッチリ回復 > 足を組んだり飛び跳ねたりして骨盤力矯正を台無しにする > しかし骨盤力はビクともしない(ストレスに強いのです) > 猫背である動きを行ってもらう。> 足を組んだり飛び跳ねたりしても崩れなかった骨盤力が簡単に崩れてしまうのです。

姿勢は正しく。それしかないのです。下のイラストを参考にストレッチを行う時は正しい姿勢で行いましょう。これは絶対です。

正しい姿勢とは

2-6 足と足の指をほぐす。

骨盤力ストレッチのときに足元が安定します。

足の指を丁寧にほぐします。お風呂やお風呂上がりに親指も含めた合計10本を丁寧にほぐしましょう。しっかりと足の指をほぐしたら、つま先が自然と外側に向くように足首のストレッチを行います。イラストのオレンジのライン部分(MP関節)と言われている部分と周辺は念入りにしておきましょう。

足の骨と関節

2-7 手の指先をほぐす。

寒い時は骨盤力ストレッチの最初にやってみると良いです。特に肩こりがある方はしっかりとやってみましょう。

やり方は簡単。指先の特に爪のキワ付近を指先でつまむようにして揉みほぐします。こんな事で何か役に立つの? と思われるかも知れませんが、大有りです。

まあ騙されたと思って1週間やってみましょう。良い事が起こりますから。ちなみに爪の写真を撮っておいても面白いかも。健康的な爪の色に変わると「あ〜〜身体の先っぽまで血が通い出したのね♪」と感慨深いかも知れません。

 骨盤力「いいね!」マーク

3歪みを正しく矯正するために

なぜ歪んだのかまで遡って考える必要があります。

このときに役立ったのが20年の整体を通じて得られた膨大なデータと経験です。さすがに20年もこの仕事を続けていると鈍い僕でも少しは見えてくるようになりました。

なぜ歪んでしまったのか? それは一人一人の生活習慣や体の使い方、癖などで個人差があるのは当然ですがそれらをさらに突き詰めて考えていくと、原因は2つに絞られてくると考えています。

  • 姿勢の正しい知識を知らない(背筋を伸ばすなど間違った情報が出回っている)
  • 体幹の正しい動かし多々を知らない(学ぶ機会もあまりない)

姿勢と体幹。これは次のように考えることができます。姿勢は止まっているとき(立ち止まっている、座っているなど)体幹は歩く、ボールを投げるなど動き方。

今までの歪み矯正は動かない事を前提に矯正していました。しかし人間は動きます。動く事を前提に歪み矯正を考えてみると新たな発見があり、これは骨盤力ストレッチの開発に大いに役立ちました。

骨盤力ビフォーアフター

歪み解決専門メソッド、骨盤力の実践勉強会(東京)

骨盤力の実践勉強会

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